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【ジブンログ04】ジブンの強み弱みって何だろう?

こんにちは、ろんてぃです。

人生につまづき「このままじゃだめだ。でもどうしたらいいんだろう。」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。

この“ジブンログ”は、「自分を知り、自分を受け入れる」ためのステップを、基礎編、応用編、実践編に分けてお伝えします。

本記事は基礎編 第4回「ジブンの強み弱みって何だろう?」のお話です。

ジブンの強み弱みの見つけ方、受け入れ方について解説します。

ろんてぃ
ろんてぃ

この記事は以下の方におすすめ

☑ジブンの強みがわからない方

☑ジブンには弱みしかないと思っている方

☑ジブンの弱みを受け入れられない方

それでは、いってみましょう。

ジブンの“強み”って何だろう

“強み”がわからないのはなぜ?

 ジブンの“強み”がわからず、「将来何したらいいのかな」「ジブンは何を目指せばいいんだろう」と悩んだり、「ジブンができることは誰でもできることだし、ジブンの強みなんてないよ」とネガティブに考えて落ち込んだりしていませんか?

 強みがわからないのは主に2つ理由があります。

①自己分析が不足しているから

②“強み”を特別なものと思っているから

 詳しく解説します。

①自己分析が不足しているから

 ジブンを深く理解しないまま言葉を発し、行動しているうちは本当のジブンの“強み”に気づくことは非常に難しいです。なぜなら、“強み”であることを無自覚、無意識にしている状態だからです。つまり非常にもったいない状態ということ。ジブンの“強み”は必ず誰にでもあります。それに気づけていないだけなのです。

 しかしジブンを深く理解することは容易ではありません。そんな迷えるあなたの道しるべのなること。ジブナビ、そしてジブンログはそのためにあります。是非このジブンログを活用して一緒にジブン研究を実践し、自己理解を深めていきましょう。

②“強み”を特別なものと思っているから

 「英語もフランス語もペラペラ」「スポーツで全国大会に出場」などなど…。そんな特別な成果や実績がないと“強み”とは言えないと思い込んではいませんか。“強み”が活かされることでそのような成果、実績が伴うことはあります。しかしその成果、実績自体は“強み”とはいえません。

 例えば「勉強を楽しいと思えること」「夢をかなえるために努力できること」「どんな日でも決めた習慣を継続できること」などなど…。このような考えや行動こそ“強み”といえます。つまりあなたの考えや日頃の行動を深堀りし、客観的に言語化することでジブンの“強み”が必ず見えてきます。

“強み”の見つけ方

 ジブンの“強み”を見つけるポイントは以下の4つです。

①無意識にやっていること、自然とできること(日常的な行動)

②いくらでも時間をかけて没頭できること

③人に「なんでできないの?」と思ってしまうこと

④人に感謝されたこと、褒められたこと

 やり方は前回の好きなことの見つけ方と同様です。

 ジブンの“強み”を見つけることで、ジブンに合ったものを選択できるようになります。人はだれしも時間や体力に限界があります。ジブンの“強み”が活きる仕事であれば、仕事の生産性が向上するだけでなく、有限である時間や体力を効率的に使うことができます。スポーツなら、ジブンの“強み”が活きる役割を理解し立ち回ることでジブンのパフォーマンスが向上するだけでなく、チームに貢献することができます。

 さらにジブンの“強み”を知り、活かせることは自己成長や自信の向上、ストレス解消などにもつながります。現状のジブンと向き合ったときに何かしらの不満がわいてくる。そんな時は今一度、ジブンの“強み”を知るところから始めてみませんか。

ジブンの“弱み”って何だろう

“弱み”から目をそらしていませんか?

 ジブンが何か失敗したり間違えたりミスしたとき、落ち込み、悩み、苦しくなりますよね。失敗してしまったジブンが嫌いになったり、許せなかったり。私も昔そうでしたので気持ちは痛いほどわかります。

 でもそれって“弱み”から目をそらしているとも言えます。

 本質的なジブンの“弱み”からは目をそらし「ジブンはダメなんだ。」、「ジブンはできないんだ。」とネガティブな気持ちに支配されて、建設的な改善や健全な諦めができず、また失敗やミスをしてしまう。そして「やっぱりジブンはダメなんだ。」と再認識したり「どうせジブンなんか何してもできないんだ。」と卑屈になってしまったりと悪循環に陥ってしまいます。

 大事なのはジブンの“弱み”と出会ったときに、目をそらさず今のジブンはこれが弱点なんだな、苦手なんだなと受け入れ、次どう動くかです。ですがジブンの弱みや苦手なことを受け入れるのって簡単なことではありません。ジブンはダメだ、できないんだと括ってしまうほうが断然楽です。しかしここでジブンと向き合わなければジブンの望む未来はいつまでたっても叶えることはできません。

 あなたはもっとこうなりたい、これがしたい、これがほしいといった願望はありますか。大層なものじゃなくていいんです。もっと痩せたい、お金持ちになりたい、恋人がほしい、などなど。もし少しでもそのような願いがあるなら、ジブンの“弱さ”と向き合う必要があります。“弱さ”と向き合い、受け入れることであなたの望む未来に確実に近づくことができるのです。

“弱み”を知っていることはジブンの最大の強み

 『ハイキュー!!』という作品を知っていますか。私は漫画やアニメ、映画をもう何回見返したかわからないほど大好きな作品なのですが、『ハイキュー!!』には名言がたくさん出てきます。

 どのキャラクターも本当に大好きなのですが、星海光来という選手の言葉でハッとさせられるものがありました。その言葉がこちらです。

「小さい事はバレーボールに不利な要因であっても不能の要因では無い!!」 (古舘春一 ハイキュー!!漫画28巻 第245話参照)

「俺は俺が弱い事をとうの昔にしっている」(古舘春一 ハイキュー!!漫画39巻 第343話参照)

 星海光来は全日本ユース強化合宿に招集されるほどの実力者ですが、身長は169.2㎝(高校生当時)と小柄な選手です。ではなぜ彼はそんなに強いのでしょうか。彼の家族はみな背が高く、彼だけ低いという境遇にありました。幼少期こそ自分だけが小さいことに悔しさがありましたが、母の一言で変わります。

「知ってる? 大きくなる確かな方法は多分無いけど 強くなる方法はたくさんあるよ」(古舘春一 ハイキュー!!漫画39巻 第343話参照)

 そこから彼は自分が小さいという“弱さ”から目をそらさず、練習し、ジャンプサーブやアタック、レシーブ、トスなど全てのプレーを安定して試合で発揮できる“強さ”を獲得します。“弱み”であった「背が低いこと」を受け入れ、自分の“弱さ”を知っているからこそ練習に励み、自分の戦い方や立ち回りを構築。寧ろ“弱み”を“強み”として活かすまでに成長できたのです。

 “弱み”を知っていることはジブンの最大の“強み”であること。それをこの星海光来の言葉とプレーから実感することができます。自分の至らないところ、弱さから目を背けたい、逃げたい気持ちは痛いほどわかります。自分の心を守るためにそれが必要な時もあります。ですが夢があるのなら、変わりたいと思うのなら、今一度ジブンの“弱さ”と向き合ってみませんか。

“弱み”の見つけ方

ジブンの“弱み”を見つけるポイントは以下の3つです。

①過去に失敗・ミスしたこと

②人に「いいな」「すごいな」「うらやましいな」と思った反対のこと

③ジブンの強みを裏返してみること

 やり方は前回の好きなことの見つけ方と同様です。前回の嫌いなことの見つけ方でも話しましたが、ジブンの“弱み”と向き合うことは“嫌い”と向き合うことと同様に精神的な負担が大きく、どうしてもネガティブな感情に引っ張られてしまいやすくなります。必ず、ジブンを俯瞰しながら客観的に分析するイメージで取り組んでみてください。

まとめ

今回はジブンの強み弱みの見つけ方、受け入れ方について解説しました。

今回のポイントをまとめますと、次のとおりです。

まとめ

・ジブンの“強み”は日頃自分が考えていることや行動にヒントがある。

・人はだれしも“強み”を持っている。“強み”がないと思うのは無意識にしていて気づかなかっただけ。

・ジブンの“弱み”を知り、向き合うことは最大の強みである。

次回の記事は「【ジブンログ05】ジブンらしく生きるって何だろう?」です。お楽しみに。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。