こんにちは、ろんてぃです。
人生につまづき「このままじゃだめだ。でもどうしたらいいんだろう。」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。
この“ジブンログ”は、「自分を知り、自分を受け入れる」ためのステップを、基礎編、応用編、実践編に分けてお伝えします。
本記事は基礎編 第3回「ジブンの好き嫌いって何だろう?」のお話です。
ジブンの好き嫌いの見つけ方、受け入れ方について解説します。

この記事は以下の方におすすめ
☑ジブンの好きなことがわからない方
☑ジブンは好き嫌いがないと思っている方
☑ジブンの嫌いなことを受け入れられない方
それでは、いってみましょう。
ジブンの“好き”って何だろう
ジブンの“好き”がわからず、不安になったり焦ったりしていませんか?しかし好きなことがわからない人は意外とたくさんいます。好きなことがわからない原因として以下の2つが考えられます。
①ジブンが“好き”ということを認めていないから
②“好き”という感情が必要なかったから
詳しく解説していきます。
①ジブンが”好き”ということを認めていないから
ジブンが好きで楽しんでやっていたことを人に笑われたり、馬鹿にされたりしたことはありませんか?
そんな経験があるとジブンの“好き”に自信が持てなくなり、それを“好き”ということに抵抗を感じてしまうことがあります。仮にその経験がなくても、間接的にそう言われている人を見聞きして、ジブンも引かれるかもしれない、笑われるかもしれないと人の目を気にして素直に“好き”と言えない場合もあるでしょう。
また自分で“好き”のハードルを上げている場合もあります。「気になるけど、なんか違う。」「ずっと熱中できるわけじゃないし。」と誰かのものさしで図った“好き”という定義に自分の感情を当てはめて、これは好きじゃないと思い込んでいる状態です。
前提として、“好き”という感情に優劣はありません。好きになるポイントも人それぞれですし、その“好き”の程度は誰にも図れるものではありませんし図るものでもありません。そして“好き”に対する行動も同様に優劣はないのです。
周りのことは気にせず、ジブンが一番幸せを感じる、楽しめる形でジブンの“好き”という気持ちを認めて、受け入れてみませんか。
②“好き”という感情が必要なかったから
これまでの人生を誰かに決められて生きてきた場合、“好き”という感情がわからないケースがあります。親や先生、上司、恋人の言うことが絶対だったり、ジブンで考える前に進むべき道、正解が用意されていたり。
その結果、ジブンの感情に鈍感になり、ジブンが何を好きなのかを考えられない状態になっているのです。
そのような人生だったこと、そのような状態になっていることが悪いわけではありません。またそのような人生で今幸せや楽しさを感じているのならそのままの人生を歩んでいいと思います。
しかしジブンの人生を誰かに用意された、指定された道に捧げることが、本当にあなたの望んでいる未来なのでしょうか。ジブンが本当に好きなことは別にあるかもしれません。今一度、ジブンの心の声に耳を傾けてみませんか。
“好き”を見つけるためのポイントは以下の4つです。
①昔よくやっていたこと
②もっと知りたいと思うこと
③疑問がわいてくること
④面白いと思うこと
では、具体的なやり方を説明していきます。簡単にできますので是非一緒にやってみましょう。
まずペンと紙を用意します。正直書ければなんでも大丈夫です。あなたがすぐ用意できるもので、書くもの(例:ボールペン、シャーペン、鉛筆、アップルペンシル等)と書けるもの(例:雑紙、ノート、ルーズリーフ、自由帳、iPad等)を手元に用意しましょう。
次に上記のポイントをもとに、書き出してみましょう。きれいに書く必要はありません。あなたがわかればどんな風に書いても大丈夫です。大切なのはジブンの素直な感情と向き合うこと。「幼稚かな。」「恥ずかしいな。」「マニアックかも。」そう思うことでも気にせず書き出しましょう。そのメモはジブンしか見ません。ジブンの心の声と対話し、思いつくことをすべて書き出してください。
もし可能なら追加でやってみてほしいことがあります。親や兄弟、昔からの友人等、小さい頃のジブンを知っている人にジブンが昔よくやっていたことや楽しそうにしていたことは何かを聞いてみてください。ジブンが気づけなかった好きなことが見つかるかもしれません。
ジブンの“嫌い”って何だろう
「好き嫌いしちゃだめよ。」「好き嫌いがないの、すごいね。偉いね。」そう言われて育ち、嫌いなことがないこと、好き嫌いがないことは良いことだと考えていませんか?
しかし、それはジブンの“嫌い”に出会ったとき「好き嫌いしちゃだめだ」とジブンの素直な気持ちに蓋をし続け、ジブンの”嫌い”という感情に鈍感になっているのかもしれません。
親や兄弟、先生、友達、恋人、職場の人等に褒められたい、すごいって言われたい、できる人って思われたい、困らせたくない、失望されたくない、嫌われたくない…。
これらの願望を理由に「好き嫌いしちゃだめだ」と思っているのなら今一度立ち止まって、ジブンの中の“嫌い”という素直な感情に耳を傾けてみませんか。
人からどう思われるかを気にして生きる人生があなたの望むジブンらしい人生なのでしょうか。あなたの人生の主人公はあなたなのです。“嫌い”という感情は決して悪いものではありません。もっとジブンに素直に生きてみませんか。
“嫌い”を見つける上でのポイントは以下の4つです。
①不快だと思うこと
②心の準備が必要なこと
③辛くなる、苦しくなること
④できれば避けたいと思うこと
上記のポイントをもとに、“好き”の見つけ方と同様に書き出してみましょう。しかし注意点があります。“好き”とは違い、“嫌い”と向き合うことは精神的な負担が大きく、どうしてもネガティブな感情に引っ張られてしまいやすくなる点です。ですので、”嫌い”を見つけるときはジブンを俯瞰しながら客観的に分析するイメージで取り組んでみてください。
“嫌い”という感情は悪いものではありません。寧ろ“嫌い”と知っていれば、それを避けるにはどうすればいいかを考えることができ、それによりジブンが幸せになれる、好きに生きることができる選択を主体的にとることができるようになります。また”嫌い”と認めることで、ジブンの感情を偽らずに生きることができるため、心持ちいくらか楽になるでしょう。
しかし、大人になるほど“嫌い”を“嫌い”と認めることが難しくなっていきます。だからこそ今一度“嫌い”というジブンの素直な感情としっかり向きあい、ジブンはこれが“嫌い”だったんだなと気づき、受け入れることが大切なのです。
まとめ
今回はジブンの好き嫌いの見つけ方、受け入れ方について解説しました。
今回のポイントをまとめますと、次のとおりです。
・“好き”という感情に優劣はない。周りを気にせずジブンらしい“好き”を見つけよう。
・好き嫌いがない、嫌いがないのは何らかの願望を理由に、ジブンの感情に蓋をしていたから。
・“嫌い”という感情は悪いものじゃない。“嫌い”を受け入れるとジブンが望む人生を主体的に生きることができる。
次回の記事は「【ジブンログ04】ジブンの強み弱みって何だろう?」です。お楽しみに。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。